ある日、”ナキガラ”を拾った。
ある日、偶然に拾った謎の棺桶に入った亡骸。死んでいるということだけ理解できるが、一向によくわからない。
私は、それらを”ナキガラ”と呼び、これらを解明しようと試みている。その過程でナキガラは人の手に渡りたくて、様々な場所で発見されているのではないか。何か伝えたいから、こうしているのではないかと考えた私は、ナキガラは普及させていくべきだと考え、研究が終わったものなどをアクセサリーに加工し、手に入りやすくする活動もしている。
当サイトは、そんなナキガラを取り扱う研究室の名前だ。名称の由来として、「メメント(Memento))」は、”形見”といった意味をもつ言葉であり、「メメント・モリ(Memento mori)」というラテン語では「己はいつか必ず死ぬことを忘れるな」といった意味をもった言葉でもある。これらの主体となるナキガラたちを気軽に身につけて、持ち歩くことで、愛嬌と、死を忘れない姿勢を感じ取ることができるだろう。
また、当研究室で研究されたナキガラには、ナキガラ証明書が付属される。これが無いものは紛い物の可能性が高いため、注意をしたほうがいい。
紛い物のナキガラに関しては、悪い影響を与えてしまう研究結果も出ているからだ。
では、心行くまでナキガラを堪能してほしい。
ナキガラ研究室/研究員一同